キングダムは、歴史に沿って書かれているので、ある程度の最終話を予想することはできます。
しかし、その中には記述のない戦いが描かれていたり、ちょっと歴史と時期がズレているようなこともあります。
例えば、当時の秦国はすでに強国であり、作中のような領土の狭さではなくもっと広かったと言われています。
李牧が登場したのももっと後ですよね?
王騎もあそこまで活躍はしていなかったと言われています。
そうなってくると、最終回もいくつかのパターンがあるような気がしてなりません。
そこでキングダムの最後の戦いをいくつか予想してみることにしました。
個人的には、『昌平君と項燕』・『李牧と嘉』・『桓騎』・『オリジナルキャラ』の3つがあると考えます。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
キングダムの最後の戦い①昌平君と項燕
まず最有力候補なのが、昌平君と項燕。
これは史実通りなので、最も可能性が高いと言われています。
私個人としても、この説が一番有力だと考えています。
やはり何と言っても、キングダムは歴史に沿って作られているという大前提があります。
そこを覆して、別のキャラをラスボスにする意味はないかな?と思います。
だからこそ作者の原先生も、作中でかなり魅力的なキャラとなった王騎を、泣く泣く殺していますよね?
そういった経緯からも、昌平君と項燕との戦いが最後となる可能性が濃厚ですね。
昌平君と項燕の戦い考察
それでは、昌平君と項燕の戦いが最後だとした場合の、その戦闘を予想しつつ考察してみましょう。
まずは歴史と照らし合わせてみます。
昌平君と項燕は楚の国所属です。
楚と言えば、キングダムの作中では随一の領土を誇っていますよね?
歴史を見ると、韓・趙・魏・楚・燕・斉の順番で滅亡していきます。
斉は戦闘をせず降伏し、燕はすでに戦える力はないので、最後の戦いは楚ということになります。
ここであれ?と思う人もいるかもしれませんね。
昌平君って秦の軍総司令じゃなかった?って。
そうなんです。歴史好きの方なら知っていると思いますが、昌平君は最後秦を裏切って楚の国王になります。
順当に各国を滅ぼしていった秦国はが次に狙いを定めたのが大国楚。
魏を滅ぼした秦軍は、楚を攻略しようと考えます。
ここで大王嬴政が李信に、楚を滅ぼすのにどのくらいの兵力が必要かを訊ねます。
李信は20万で十分と言い、王翦は60は必要だと言いました。
これが有名な話で、信はこの結果大敗してしまいます。
その後、王翦と蒙武が楚王を捉えますが、あろうことか項燕は、秦で相国をしている楚出身の昌平君を楚王にしてしまうのです。
この誘いに乗った昌平君が、秦を裏切り、最後は王翦と蒙武に敗れます。
もう少し詳しく考察
歴史の流れではこんな感じなのですが、個人的にはもう少し違う展開になると予想します。
まず、李信が敗れるシーンですが、相手が項燕で奇襲を受けたとはいえ、蒙恬がいて負けるとはなかなか想像ができません。
李信と蒙恬の連合軍が敗れる要因こそが、昌平君の裏切りではないかと推察します。
李信と蒙恬の連合軍が楚へ攻め入った時、昌平君の頭には秦が中華を統一するビジョンがきっとあったと思います。
しかし統一後の中華の形をめぐって大王政と対立、そんな時に項燕から楚の王になるよう進言されるのだと思います。
もしくは、楚に来るように言われるかですね。
で、この時の楚にはまだ媧燐がいて、媧燐と昌平君の策略によって正面からは項燕と媧燐に攻められ、背後からは昌平君に攻められて敗北するという流れだと推測します。
正面の敵だけなら、20万の軍で何とか持ちこたえていた李信と蒙恬でしたが、ここに背後より別の軍がやって来ます。
それは昌平君。
李信と蒙恬の軍と媧燐と項燕の軍の力が拮抗している状況の中、昌平君がやって来たことで、李信と蒙恬は浮足立ちます。
しかしここで思いもよらぬことが起きます。
背後から援軍だと思ってやって来た昌平君の軍が、突如李信と蒙恬の軍に襲い掛かってきたのです。
それを合図かのように、媧燐と項燕の軍も正面から攻めてきて、李信と蒙恬は命からがら秦国へ逃げてきた。
という筋書きかと思います。
逃げる途中で王翦と蒙武に助けられて、媧燐・項燕・昌平君VS王翦・蒙武・李信・蒙恬というのも考えられますが、一度項燕が函谷関まで攻めてくる史実もあるので、李信と蒙恬なんとか逃げ切るという方がすんなりしますね。
何にしても、これまで蒙武と昌平君は幼馴染で親友のような描写が度々ありました。
そんな2人が最後は対立するわけですから、ここは涙涙のシーンになること間違いないでしょう。
キングダムの最後の戦い②李牧と嘉
2つ目の考察が李牧と嘉がラスボスになるという考察です。
史実では、李牧がどのように死亡したのか分かっていません。
原先生はキングダムを描く前に、読み切りで李牧を主人公にした作品を描いています。
それ程、先生にとって思い入れのある人物が李牧のはず。
となれば、最後まで李牧を取っておきたいという気持ちもあるのではないでしょうか?
李牧と嘉の戦い考察
それでは、李牧と嘉との戦いを考察してみましょう。
その前に嘉って誰だ?って思う人もいるはずです。
嘉とは、本来趙の王様になるはずだった人物です。

はい。この人ですね。
今の趙王はクソですが、嘉の時代になれば趙国に光が差す。
と李牧達は考えています。
残念ながら史実でも作中でも嘉が王になることはありませんでしたが、実は嘉が代という国を作って秦国に抵抗したという史実があるんです。
ここに李牧も参加したとなれば、秦国にとってかなりの脅威になるのではないでしょうか。
もう少し詳しく考察
嘉が代という国を作ってそこに李牧も参加するとしたら、どんな流れでそういった形になるのか予想してみましょう。
まず今李牧は趙国を追放されていますが、この後すぐに復帰します。
そして司馬尚と共に秦軍を撃退して領土を取り返します。
桓騎のことも破ります。
この時桓騎は李牧に殺されたとする説と逃げたとする説がありますが、桓騎についてはひとまず置いておきます。
ここで注目したいのは、その後の李牧に対する趙国の動きです。
王翦は、趙国を攻めきれずにいます。
その要因が李牧と司馬尚。
そこで一計を案じて李牧と司馬尚を戦線から排除してしまいます。
趙の大臣にワイロを送って李牧と司馬尚に対する嘘の情報を流させて、趙王の信頼を無くさせてしまうのです。
趙王は、李牧と司馬尚を前線から下げ、代わりの者を派遣した結果、趙国は滅びることとなります。
これは恐らくそのまま描かれるでしょう。
王翦でも李牧は倒せなかった。
更には韓を滅ぼした騰が、六将の特権である戦争の自由を使って趙国へ攻め込みますが、李牧によって返り討ちに遭う。
騰・王翦・桓騎と六将の半分を撃破した李牧が、更に力を蓄えて代の国として秦国に抵抗する。
そんなシナリオが描かれる気がします。
キングダムの最後の戦い③桓騎
3つ目の考察が、桓騎ラスボス説です。
史実でもなく、桓騎と樊於期の関係性から登場した説です。
諸説ある内の1つに、桓騎と樊於期の同一人物説というものがあります。
桓騎が李牧に敗れてから燕へと逃げて、樊於期と名乗ったとする説です。
キングダムでは、別の人物として描かれているので、この説の通りにはなりませんが、この説を原先生が知っているならば、何等かの関係性を持たせることはあり得ますよね?
桓騎との戦い考察
それでは、桓騎との戦いを考察してみましょう。
まず、燕国についてですが、少々複雑です。
趙国を滅ぼした秦国に対して、燕国の太子丹が秦王政へ暗殺の刺客を送ります。
暗殺に失敗し、秦王の怒りを買った燕国は王翦・李信・王賁によって攻め込まれてしまい、王都が陥落してしまいます。
これで燕も滅亡と思いきや、燕王と丹だけ逃げていたのです。
とはいえ、ほぼ滅亡状態の燕ですから秦国は放っておくわけですね。
で、魏を滅ぼして楚を滅ぼして、再び燕王と丹に狙いを定めるわけです。
残る斉とは戦闘もなく斉が下るので、最後の戦闘はこことする場合もあります。
ここに、桓騎や樊於期がいればラスボスとしての立ち位置としては十分ですよね?
もう少し詳しく考察
まずは桓騎と樊於期の動向を考察します。
樊於期は現在行方が分からなくなっています。
この仮説を正しいとするために燕に亡命したとしておきましょう。
一方の桓騎は2021年8月現在、敵対している扈輒を破って10万人を斬首します。
その後、快進撃を続けますが李牧によって敗北。
殺されたとも逃げたとも言われていますが、ここは燕に亡命したことにしましょう。
続いて史実における燕国の動きを見てみます。
趙国を秦国が滅ぼすと、燕はいよいよ次は自国だと危機感を持つようになるわけです。
そこで、秦国王政に個人的に恨みを持っていた太子丹が荊軻という刺客を使って暗殺をしようと企てます。
そこで亡命していた樊於期の首を荊軻が秦国に持ち込んで、政の信頼を得るという作戦を思いつくわけです。
キングダムでは、樊於期は自分の首を素直に差し出すような人物ではありません。
そんな時に桓騎が樊於期の首を切り落として荊軻に持たせるのではないでしょうか。
その功績で桓騎は、燕の重鎮になるという筋書きです。
後は、秦が順当に中華を統一していき、再び燕王と丹に狙いを定めた時に、桓騎と対峙するというシナリオですね。
ただ、若干無理があるような気もしますので、この説よりは楚や李牧ラスボス説の方が有力な気がします。
その場合には、燕と斉の統一はパパっと終わらせてしまう可能性が高いですね。
キングダムの最後の戦い④オリジナルキャラ
最後にオリジナルキャラがラスボスになる可能性を考えてみましょう。
例えばですが、楚や燕・斉を滅ぼしたとしてもオリジナルキャラがまだやられていなかった場合、代の国のように別国が登場するなんてシナリオも用意に作ることができますよね?
呉鳳明や媧燐はキングダムオリジナルキャラなので、国が滅亡しても他国へ亡命していた。
とすることも容易です。
オリジナルキャラだからこその使い方もできそうですが、そうなった場合歴史ファンからどう思われるかが心配でもありますね。
まとめ
今回は、キングダムの最後の戦いを考察してみましたが、いかがでしょうか?
やはり昌平君と項燕がラスボスとする説が一番しっくりくる気がしますよね?
李牧も捨てがたいのですが、あえてこっちをラスボスとなる。
まるで、どちらが主攻か分からなくさせる戦術を受けているような気がしてきました。
これからもキングダムが楽しみですね!
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